CSVの文字化け・住所・電話番号を直す
CSVを開いたら社名が「譁ソ蟄怜喧」や「?????」になっている。電話番号の先頭の0が消えて「312345678」になっている。住所が1セルに全部入っていて、都道府県で分けられない。同じ会社が3回入っている。買ったリストや展示会の名簿、CRMから書き出したファイルで、よく起きることです。
原因は2つです。ひとつはファイルの文字コードで、作ったソフトとExcelの読み方が違うと文字化けします。もうひとつは入力した人ごとに違う書き方で、電話番号のハイフンや「(株)」「株式会社」の書き分けがそろっていないと、並べ替えも重複チェックも当てになりません。このツールは、その両方をまとめて直します。登録不要・無料です。
ファイルはこのブラウザの中だけで処理しています。内容・ファイル名をサーバー及び運営者に送信しません。郵便番号からの住所補完は、当サイト内に置いた日本郵便の公開データを読み込むだけで、入力した住所は送っていません。
リストを直す
ファイルは送信されません
1リストを読み込む
Excelから貼り付ける
Excelで見出しの行を含めて範囲を選び、コピー(Windows は Ctrl+C、Mac は ⌘+C)して下の枠に貼り付けてください。Excelのファイル(.xlsx)そのものを上の枠に入れても中身は読み取れないため、この貼り付けか、Excelの「名前を付けて保存」で「CSV UTF-8」にしたファイルをお使いください。
2列と直し方を決める
列の役割
中身から推測しています。違っていたら直してください。
かけるルール
処理しています…
3結果を受け取る
- 0行
- 0要確認
- 0重複
- 0表記ゆれの組
同じ会社かもしれない組
キーが一致した組です。自動ではまとめていません。電話や郵便番号まで一致した組は「高」、社名だけの一致は「中」としています。
残すのは、埋まっているセルがいちばん多い行です。まとめた行は書き出しのときに別ファイルへ分けられます。
書き出し
この機能にはJavaScriptが必要です。有効にすると、リストを直せます。直し方の中身と注意点は、このページの本文に書いています。
※ 処理はお使いのブラウザの中だけで行います。ファイルの内容・ファイル名はサーバー及び運営者に送信しません。
直せること
| 困りごと | このツールの直し方 |
|---|---|
| CSVを開いたら文字化けした | UTF-8・Shift_JIS・EUC-JPを自動で見分けて読みます。書き出しはExcelでそのまま開ける形(UTF-8 BOM)が既定です。 |
| 電話番号の形がばらばら | 「0312345678」「03(1234)5678」「03−…」を、市外局番の桁を見て「03-1234-5678」に揃えます。桁が合わない番号は消さずに「要確認」の印を付けます。 |
| 電話番号が住所と合っているか見たい | 市外局番から地域名を「電話_地域」列に出します(03なら「東京都23区…」)。住所の都道府県と食い違う行には「要確認」の印を付けるので、移転したのに電話番号が古いままの行が見つかります。携帯・フリーダイヤルは種別だけを表示します。 |
| 「(株)」「㈱」「株式会社」が混在 | どれかに統一するか、法人格を外すかを選べます。前株・後株の位置はそのままです。英語表記(Co., Ltd. など)は触りません。 |
| 社名の末尾に「御中」「様」が残っている | 取り除きます。 |
| 同じ会社が何度も入っている | 社名と電話(または郵便番号)が一致する行に印を付け、書き出すときに別ファイルへ分けられます。 |
| 「髙島屋」と「高島屋」が別扱いになる | 旧字・異体字を畳んだキーで同じ組として並べます。表示は元のままで、自動ではまとめません。 |
| 住所が1セルに入っている | 都道府県・市区町村・それ以降の3列に分けます。「札幌市中央区…」のように都道府県が無い住所も補います。 |
| 郵便番号しか無い行がある | 郵便番号から都道府県・市区町村・町域を補います。すでに住所が入っている行は上書きしません。 |
| URLやメールの表記が揺れている | URLはhttpsを補ってホスト名を小文字にし、計測用パラメータを外します。メールは小文字にして形式を確かめます。 |
このツールでできないこと
先に書いておきます。期待と違うまま使われるほうが困るためです。
- .xlsx のファイルを読み込むことはできません。やり方は2つあります。Excelの画面で範囲をコピーして「Excelから貼り付ける」に貼るか、Excelの「名前を付けて保存」で「CSV UTF-8」にしてから読み込んでください。.xlsx は中身が圧縮されていて、開くには別のライブラリが必要になります。ページを軽くしておきたいので入れていません。
- 表記ゆれを自動ではまとめません。候補として並べるだけです。別会社を1件にしてしまうと取り返しがつかないためです。
- 住所から郵便番号は引けません。郵便番号から住所を補う向きだけです。
- 姓と名は分けません。日本語の氏名はどこで切るかが安定しないためです。
- 外部のデータベースとは突き合わせません。法人番号や企業情報のAPIは使っていません。通信しない作りにしているためです。
- セルを画面上で直接編集することはできません。直した結果を書き出して、細かい修正はExcelでお願いします。
よくある質問
Qファイルはどこかに送信されますか?
Qそもそも、なぜCSVは文字化けするのですか?
QExcelで作った表はどう読み込めばいいですか?
Q「要確認」は何を意味しますか?
Q表記ゆれは自動でまとめてくれますか?
Q何行まで扱えますか?
Q市外局番や住所のデータはいつのものですか?
整形したリストは、使う前に中身を確かめる
「要確認」は削除の目印ではなく、確認待ちとして残す
「要確認」が付いた行は、すぐに削除せず、確認が済むまで営業に使う行から分けておきます。電話番号と住所の地域が違っていても、本社の住所に支店の電話番号が登録されている場合があります。印だけでは、誤りなのか事情のある情報なのかは判断できません。「確認する項目」「確認状況」「確認した根拠」の列を追加し、未確認の行と、調べた結果使えると判断した行を区別してください。
確認する順番は、次に行う営業活動を基準に決めます。今日電話をかける対象なら電話番号を、郵送する対象なら住所を先に確かめます。営業先としての優先度が低い行まで一度に調べる必要はありません。企業の公式サイトなどで確認し、判断できなければ「確認待ち」のまま残します。修正した場合も、元の値と参照先を残しておくと、後から判断を見直せます。
- 電話番号の桁が合わない行は、会社名と所在地を手掛かりに連絡先を調べます。
- 電話と住所の地域が違う行は、それぞれが本社・支店のどちらを指すかを確認します。
- 情報が見つからない行は、推測で埋めず、確認待ちとして今回の対象から外します。
残す行を決めてから、重複と名寄せ候補を確認する
重複を外す前に、何を基準に残すかを決めます。すべての項目が同じ完全重複と、同じ会社に見えて情報が異なる行は分けて扱ってください。後者は、確認済みの連絡先がある行、更新日が新しい行、必要な項目が埋まっている行を優先するのが一例です。ただし、ファイルの保存日が新しいだけでは、中身も新しいとは限りません。更新日の意味と出所を確かめ、別の行にしかない担当部署や過去の対応履歴は、残す行へ引き継ぎます。
名寄せ候補は、社名だけで同じ会社と決めないことが大切です。同名でも所在地や公式サイトが違えば、別法人の可能性があります。同じサイトを使っていても、グループ内の別会社かもしれません。公式サイトの会社概要にある法人名と所在地を照合します。支店・営業所は、拠点ごとに電話をかける運用なら別行で残し、本社とまとめる運用なら拠点名と連絡先を失わない形にします。会社単位か拠点単位かを先に決めると、担当者による判断の違いを減らせます。
列のそろえ方が、そのあとの作業を決める
連絡手段ごとに、作業を始められる条件を決める
整形が済んだリストでも、そのまま連絡に使えるとは限りません。まず電話、フォーム、郵送のどれに使うかを決め、その作業に必要な列を確認します。たとえば電話番号があっても、代表電話なのか支店の番号なのかが分からないと、意図した相手につながるまでに確認が必要です。「会社名と電話番号があれば着手できる」など、作業を始めてよい条件を決め、足りない情報がある行は調査用に分けます。
- 電話では、会社名、電話番号、連絡先の部署・拠点をそろえます。代表電話から取り次ぎを頼む場合は、その旨を記録します。
- フォームでは、会社名、公式サイト、問い合わせフォームのURLを用意します。サイトURLだけの行は、送信先の確認が残っています。
- 郵送では、郵便番号、都道府県から建物名までの住所、宛名をそろえます。部署名や担当者名を使う場合は、それぞれ別の列にします。
列が埋まっていることと、連絡先として使えることも別です。フォームは開けるか、案内に営業連絡を受け付けない旨がないかを確認します。郵送は建物名や宛先の拠点が合っているかを見ます。また、連絡を断られた会社や、別担当者が商談中の会社を見分けるため、「連絡可否」「担当者」の列も確認してください。空欄を連絡可能と扱わず、確認済みの対象から作業を始めます。
結果を戻せる列と、リストを合わせるための列を用意する
作業結果を書く場所は、着手前に作ります。「実施日」「実施者」「連絡手段」「結果」「次回対応日」「対応メモ」を分けておけば、次に誰が何をするかを確認できます。結果は「未着手」「不在」「担当者と会話」「連絡不要」など、チームで決めた表記から選び、詳しい事情はメモに書きます。「連絡不要」を記録した行は、次回の対象抽出でも除外する扱いにします。並べ替えや別ファイルへの出力を行う場合は、変わらない管理IDを付け、そのIDを基準に結果を戻してください。
複数のリストを合わせるときは、取り込む前に列の対応表を作ります。「企業名」と「会社名」は同じ列へ寄せられますが、「代表電話」と「担当者直通」は意味が違うため、そのまま同じ列に入れないようにします。会社名の法人格、日付、都道府県などの表記も合わせてください。「元ファイル名」「取得元」「元の管理ID」を別々に残すと、情報が食い違ったときに出所へ戻れます。統合後の管理IDには重複しない値を付け、元の管理IDとは区別します。
同じ手順で直せるようにしておく
直し方と、判断できないときの扱いを記録する
同じリストでも、担当者が毎回違う判断をすると、前回残した支店が今回は消えるといった食い違いが起きます。作業前に、会社名はどの表記にするか、重複時は何を優先するか、支店を別行にするかを短い作業メモにまとめます。「できるだけ新しい情報を使う」だけでは判断が揃いません。「公式サイトで確認した連絡先を優先し、確認日を記録する」のように、参照先と判断基準まで書いてください。
判断に迷うケースも、扱いを決めておきます。同名の会社を区別できない場合は統合せずに確認待ちへ回す、住所が途中までしか分からない場合は推測で補わない、といった決め方です。メモには、実際に迷った行の管理IDと、判断した理由を添えます。ルールを変えた際は変更日と適用範囲を記録し、前回のファイルにも修正が必要かを確認します。担当者が替わっても、同じ根拠で判断できる状態を目指します。
元データと作業の記録を、次回に引き継ぐ
元のファイルは上書きせず、受け取った状態で残します。作業中のファイルと営業に使う確定版は分け、ファイル名に受領日や作業日、版を入れて区別してください。あわせて、リストの取得日と、情報がいつ時点のものかを記録します。受領日しか分からない場合は、情報の基準日は「不明」とします。重複として外した行も残すと、必要な連絡先や履歴を誤って除いていないか、後から調べられます。
作業が終わったら、次回も起こりそうなつまずきを書き残します。「住所欄に部署名が混ざっていた」「更新日が取得日を指していた」など、問題の内容だけでなく、対象列、見つけ方、対処方法まで記録してください。未解決の行は管理IDで示し、確認先や次の担当者を添えます。次にリストを受け取った人がその記録を読めば、前回時間を使った箇所を先に点検でき、同じ判断をやり直さずに済みます。
このツールについて
市外局番は総務省「市外局番の一覧」、市区町村と郵便番号は日本郵便の郵便番号データから作っています。いずれも当サイトに置いたものを読み込むだけで、入力した内容を外部へ送ることはありません。Shift_JISでの書き出しには encoding-japanese(MIT License)を使っています。
最終更新:2026年10月17日/同梱データの基準日:市外局番 令和8年3月1日、郵便番号 2026年9月末